知っておきたい!犬の認知症ってなに?
犬も人と同じように認知症になります🐶
認知症は予防が最も大切ですが、症状が認められた犬に対しては一つ一つ向き合っていくことが大切です。
そこで今回は犬の認知症について説明していきます📝
【認知症の発症時期】
10歳を超える頃から始まり、13歳位から急増していきます!
5歳〜17歳まで増加傾向を示しています。
大型犬では8歳を過ぎたら、
小型犬では10歳を過ぎたら予防と対策が必要です⚠️
【なりやすい犬種】
一概には言えませんが柴犬、秋田犬、甲斐犬などの日本犬がなりやすいと言われています。ゴールデンレトリバー、チワワ、ミニチュアダックスフンドなどの洋犬は少ない傾向があります🦮
【認知症の主な症状】
徘徊、旋回:ぐるぐる歩き回る、目的もなくひたすら前に進もうとする。
夜鳴き:自分の身体が思うように動かないときや寂しいときなど吠え続ける。
異常な食欲:与えるだけ食べるようになる。
昼夜の逆転:昼間は寝てばかり、夜になると起き続けて眠れない。しつけ行動ができなくなる:今までできていたことができなくなる。トイレの失敗など。
無気力、無関心:呼びかけに反応しない、どこか一点を見つめているなど。
感情の起伏が激しい:突然怒って噛み付いたり、攻撃的になる。
予防はできるの?
治すことは今の医学では困難ですが飼育管理によって発症を予防したり、症状の進行を遅らせることはある程度可能であると言われています。
・頭を使ったあそびをして学習させる
おやつの入ったおもちゃで遊んだり、考えさせることで学習し脳の活性化に繋がります。
・お散歩コースを変えたり刺激を与える
コンクリート・土・石など様々な材質の地面を歩いてみたり、普段のお散歩コースを少し変えてみることで好奇心が湧き、良い刺激になります。
自分の愛犬が認知症になってしまったら…と不安な飼い主さんも多いと思います。
認知症は症状に応じて必要な対処をすることで、認知症を上手にコントロールすることはできます◎
認知症の初期症状が見られたらまずは動物病院を受診しましょう。